
初めての離乳食、何をどのくらい食べさせたらいいのか不安になりますよね。
でも大丈夫。赤ちゃんの成長には個人差があるので、月齢にとらわれすぎず、お子さんのペースに合わせて進めていきましょう。
ここでは、赤ちゃんの離乳食の基本ステップをご紹介します。
目次
離乳食の基本ステップ
離乳食は、赤ちゃんが母乳やミルク以外の食べ物に慣れるためのステップです。
大きく分けて以下の4つの時期があります。
1. ゴックン期(5〜6ヶ月頃)
- おすすめ食材:10倍がゆ、すりつぶした野菜(にんじん、かぼちゃなど)、豆腐など
- 目安の量:小さじ1杯からスタート
- 進め方のポイント:無理に食べさせず、嫌がったら無理せず一旦ストップ
我が家は、通常炊飯のごはんにお湯を注いで、すりつぶしてあげてました。
2. モグモグ期(7〜8ヶ月頃)
- おすすめ食材:やわらかく煮た野菜、しらす、白身魚、きなこなど
- 目安の量:1回におかゆ50g+野菜20g+タンパク質15g程度
- 進め方のポイント:舌でつぶせる固さを意識し、食材の種類を増やしてみる
大人のお味噌汁を作るときに、味噌を入れる前の野菜を取り出しておくと手間がかからないのでお勧めです。
3. カミカミ期(9〜11ヶ月頃)
- おすすめ食材:歯ぐきでつぶせる固さの肉、野菜、パンなど
- 目安の量:1回に軟飯80g+野菜30g+タンパク質20g程度
- 進め方のポイント:手づかみ食べを取り入れると食事が楽しくなる
この時期は食欲旺盛な子と少食な子の差がはっきりと表れることが多いです。
少食な子は心配してしまいますが、体重が減ったり下痢をしていなければ、大丈夫です。
まだまだミルクや母乳から離れたくない赤ちゃんです。
心配な時は小児科や、市町村の保健師さんに相談してみてくださいね。
4. パクパク期(12〜18ヶ月頃)
- おすすめ食材:大人の食事からの取り分け、噛みごたえのある食材
- 目安の量:ご飯90g+野菜40g+タンパク質30g程度
- 進め方のポイント:味付けは薄味を意識し、自分で食べる習慣をつける
隙をみて大人の唐揚げをしゃぶってしまうツワモノもいれば(友達の第二子)、
ベビーせんべいにハマる子(うちの次男)、
一日中バナナをかじる子(うちの長男)
なぜかミルクに戻る子(うちの次男)。
…三者三葉、十人十色。いろんな子がいます。
誤飲やアレルギーには気を付けながら、「あとで笑い話になるだろうな」くらいの気持ちで、成長を楽しんでくださいね。
必ず気を付けること
赤ちゃんの離乳食で気を付けるべきことはずばり、アレルギーと誤飲です。
家族にアレルギー体質の方がいなくても、初めての食材を使うときはアレルギーに気を付けましょう。
- アレルギー反応で一番多いのは皮膚の発疹やかゆみ、白目の充血です。
重篤な場合は、呼吸困難や顔面蒼白など重度の症状が出ます。
初めての食材を使うときは、1種類ずつ与えることでアレルギーの原因が明確になります。 - 初めて食べる食材を与えるときは、平日の午前中にしましょう。
異変や心配なことがあったときにすぐに受診することができます。
アレルギーを起こしやすい食材
鶏卵、牛乳、小麦、大豆、ナッツ類、
果物、魚卵など - 特に離乳食を食べなれてきたころに多いのが誤飲です。
大人用の食事に興味が出てきて、硬いものや箸などを咥えてしまうこともありますので、くれぐれも気を付けましょう。
焦らずゆっくり進めることが大切
「うちの子、まだ離乳食をあまり食べない…」と不安になることもありますよね。
でも、赤ちゃんにはそれぞれのペースがあります。月齢通りに進まなくても、無理せず続ければ大丈夫!
もし食べてくれなくても、楽しい雰囲気で食事の時間を作ることが何よりも大切です。
焦らず、赤ちゃんの成長を楽しみながら進めていきましょう。
まとめ
- 離乳食は赤ちゃんのペースに合わせて進めることが大事
- 5〜6ヶ月頃から始め、徐々に食材や固さをステップアップ
- 月齢よりも「食べる意欲」や「消化の様子」を大切にする
- 新しい食材を初めて口にするときは平日の午前中がおすすめ。
異変や心配なことがあったときに小児科や内科にすぐ駆け込めます。
「離乳食の作り置き」や「便利な調理器具」についても知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください!
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